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田中 忠夫; 向井 雅之; 前田 敏克; 松本 潤子; 小川 弘道; Li, S.*; Wang, Z.*; Wang, J.*; Guo, Z.*; Zhao, Y.*
JAERI-Research 2002-034, 20 Pages, 2002/12
Sr(II),Np(V),Pu(IV)及び Am(III)の黄土への吸着メカニズムと吸着モデルを吸着脱離実験結果に基づき検討した。Sr及びNpの分配係数はPu及びAmより23桁小さい値であった。分配係数が小さなSr及びNpの黄土への吸着は、主にイオン交換によって支配されていた。一方、黄土に吸着した大部分のPu及びAmは、鉄やマンガンの水酸化物・酸化物や腐植物質との選択的な化学結合によって支配されていた。得られた吸着脱離実験結果に基づき、黄土中における放射性核種の移行を解析する手法を確立するため、吸着の可逆性,反応速度等を考慮した吸着モデルを提案した。
武部 愼一; 山本 忠利
Radioisotopes, 35(2), p.70 - 76, 1986/00
通気砂層中におけるCo,SrおよびCsの放射性核種の挙動に及ぼすシルトと共存イオン(Ca,HCO)の影響について検討を行った。実験では、流出液と砂層の放射能濃度を測定し、各放射性核種の流出特性と移動特性を調べた。Coはシルトの含有量に対して複雑な挙動を示し、またCaに強く影響を受け、深部へ移動したが、HCOの影響を受けなかった。SrはシルトおよびCaの影響を強く受け、深部への移動が多く見られたが、HCOの存在下では、難溶性のSrCOを形成し、移動し難かった。Csはシルト,CaおよびHCOの影響をほとんど受けず、砂層表面に大部分吸着された。したがって、シルトおよび共存イオンは、放射性核種の通気砂層中での挙動を支配する、重要な一つの因子となることが明らかとなった。
宮下 由香*; 秋山 和彦*; 初川 雄一; 久冨木 志郎*
no journal, ,
高い比放射能を持つ放射性金属内包フラーレンを得るため、これまで核反応の反跳効果を利用した多くの実験が行われてきた。しかし荷電粒子核反応を用いた場合標的フラーレン分子への放射線損傷が大きく金蔵内包フラーレンの生成率は極めて小さいことが知られている。一方高速中性子核反応では直接フラーレンケージを構成する炭素原子核に衝突する際の損傷のみを考慮すればよく、より効率的に放射性金属内包フラーレンの生成が期待される。本研究では14MeVの高速中性子によるSr(n,2n)Sr反応の反跳効果を用いてSr@Cの生成を試みた。標的とするストロンチウム塩としてそれぞれ密度の異なるSr(NO)(2.99g/cm)とSrCO(2.08g/cm)を用いてSr@Cの生成率を評価した。